読書日記

2008年2月 5日 (火)

冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

昨晩は、というか今朝未明まで、
イスラマバードでは激しい雷雨が続いていました。
あまりに強い雨足だったのでちょっと心配でしたが、
今日は午後から日も差してきたので、ホッとしています♡

さて、本日は最近読んだおススメ本をご紹介します♪

「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」
ジム・ロジャーズ(日経ビジネス人文庫)

ウォール街で大成功を収め、37歳の若さで現役引退したジム・ロジャーズが、
ミレニアム1年前の1999年1月1日から3年間かけて、
特注の黄色いベンツで世界116カ国を訪れる大冒険紀行。

成功した投資家ならではの世界情勢に対する鋭い視点は、
どの業界で働く人々にとっても、多くの気付きをもたらす内容です。

私が特に興味深く思った点は、

紛争が起きる本当の原因は資源にあるということ、そして、
民族や言語に拘らず引かれた国境線にある、と言い切っているところです。

実際に、多くの紛争地を地に足を付けて走り回った
筆者ならではの発言で、シンプル且つ説得力があります。

筆者の見解によれば、今後数十年のうちに、
世界の国の数は現在のものよりも大幅に増えていくだろう
とのこと。

援助業界のプレーヤー達(国連・世銀・IMF・NGO)に対する
厳しい見方についても、特にこの業界で働く人々にとっては
傾聴の価値ありです。

また、メルセデスベンツが、途上国や紛争国も含め、
なぜ(如何にして)世界の至る所で幅を利かせているのか。
目からウロコの裏事情も大変興味深いものでした。

世界の真実について、色々な発見が楽しめる本です。
そして、考えさせられます。

Photo

あまり本文とは関係ありませんが、パキスタンのラホールで見た朝日をどうぞ。
パキスタンは、朝日や夕日が美しいように思います。

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2008年1月21日 (月)

雄気堂々

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

このお正月に色々読んだ本の中で、お勧めの一冊。

「雄気堂々」
城山三郎(新潮文庫)

日本経済の礎を築いた渋沢栄一の生涯を描いた本。

農民の子供として、幼いころから家業の藍染商売で才覚を現わす一方、攘夷論を信奉し外国人が支配する横浜の焼き打ちを実行しようとしたり、討幕を企てたりする。
一橋慶喜に仕え、仏留学した後は、新政府で大蔵省にて様々な制度立案をし、最終的にはかねてよりの信念であった株式会社設立のため民間に移転するという、波乱万丈な半生。

どのような状況でも、早まらずに現実的な考え方で対処していくところ、様々な物事を貪欲に吸収するところ、凄まじい深さと広さで勉強するところ、自分で仕事を作っていくところ等々、ビジネスパーソンとして見習いたい部分が多数ありました。

何事によらず大きな変化というものは、時に人の心を蝕む場合もありますが(そしてそのような事例もこの小説には書かれていましたが)、栄一は時代の大きな変化に飲まれずに、逆に時流をつかんでいったところに大いに感銘を受けました。

熱いです♡

そのほかにも、日本の商社の成り立ちなど、興味深い歴史的事実が多数書かれていて、面白かったです。

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時代の変化つながりで、遺跡の写真の続きをどうぞ。ミルフィーユのようなストゥーパ(仏塔)の土台。ライオン・仏僧・ゾウ・仏僧、という順番で重なっていました。

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2007年12月 4日 (火)

帰国休暇の思い出-その3(ホスピタリティ)

皆さんこんにちは。ジェンカブール事務所長の柴田哲子です。

今日も、帰国休暇の時のお話です。

帰国休暇中に、家族で箱根に行きました。
色々な評判や価格を考慮して、初めて泊まる米系のホテルを選んだのですが、驚くほどのホスピタリティでもてなしてくれました。
例えば、時間がなくて箱根に行く直前にビックカメラでデジカメを買い、箱から出さずにそのまま持って行ったのですが(笑)、チェックインしている間にさりげなくその箱をホテルの手提げ袋にいれてくれたり。
また、部屋に案内してくれる時も、施設内の場所をとても丁寧に説明してくれました。
その案内係の人は、きっと何度も同じ説明をしているはずですが、とても楽しそうに嬉しそうに説明してくれたのが印象的でした。
働いている人たちが全般的に楽しそうだったのが、とても心地良い空間作りに一役買っている印象でした。

丁度この本(↓)を読んでいたのですが、ホスピタリティを身をもって体験できて、顧客として受けるその心地よさを実感できた旅でした(ちなみに泊まったのはリッツ・カールトンではありませんが)。

リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間
高野登(かんき出版)

ホスピタリティ、ホテル業界でなくても、どのような仕事に就いていても、とても重要ですよね。
この本では、「ここまでやるの?!」と思うくらいのホスピタリティレベルの数々に驚きましたが(笑)、どんな業界にいても、ここまでトコトン仕事をすると、きっと楽しいだろうなと思わせてくれました。
ホスピタリティは、顧客に向けてのものであると同時に、自分がプロフェッショナルとして仕事を極めていくための鍵でもあるのだろうと考えさせられました。

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2007年10月 2日 (火)

イスラーム生誕

イスラーム生誕
井筒俊彦(中央公論新社)

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

赴任している国を理解しようとする気持ちは、一種恋をしているような気持ちのようにも思えます。
相手のことをより良く知りたいと思い、その考え方の根幹を成している思想や宗教を理解しようとするような。

この本を読んでいて、そんな気持ちになりました。
スタッフのことを理解したいと思って手に取った一冊。

イスラーム初心者の私にとっても、とてもわかりやすく、また、「なるほど!」と思えるような気付きに溢れた本でした。

例えば、イスラム教の起こりと、その時代を支配していた「ジャーヒリーヤ(無道時代)」の騎士道的思想の大いなる違い。
「アッラー」という神が、多神教が主だったジャーヒリーヤ時代の中を、唯一の神として進化していった発展経路を、言語学的側面から辿った過程。
イスラム教と、先行していたユダヤ教やキリスト教との初期の共存のあり方。
それから、「イスラーム」、「カリーム」、「ムスリム」などの言葉の意味と発生の過程、等など。

特に、砂漠の民ベドウィンのジャーヒリーヤ時代の思想と、現代のアフガニスタンで流れる思想の類似性(過去に対する執着=慣行、部族=存在の根源等)には考えさせられると同時に、アフガニスタンにイスラムが根付いた理由が逆説的に証明されているようで、興味深かったです。

いずれ時間が出来たら、アフガニスタンでのイスラム教の起源等について書かれた本をじっくり読んでみたいと思いました。

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2007年9月27日 (木)

読書日記

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

ドバイでの入院・療養中は、幸いにして(?)じっくり&たっぷり沢山本を読むことができました。
乱読ですが、入院・療養中の友だった本たちをご紹介します。

ミャンマーの柳生一族
高野秀行(集英社文庫)

冒険家高野秀行氏のミャンマー紀行。高野氏は、現代の秘境を巡り、その旅行記を多数記しています。
破天荒な冒険、独特の文章が非常に愉快で、とても惹きつけられます。これまで出版されている本は全部読みましたが、どれも大変魅力的。

この本は、現在のミャンマー軍事政権を柳生一族に置き換え、高野氏の大学冒険部の先輩船戸与一氏とのミャンマー紀行の模様をつづった本。
かなり多くの爆笑ポイントが含まれていて、術後の体にはきつかったです(笑)。

しかし、丁度この本を読んだ直後にミャンマーは大変なことになってしまいました。ドバイに居た間、CNNではずっとデモの様子が流れていました。

フェルマーの最終定理
サイモン・シン(新潮文庫)

17世紀に残された数学の命題を、3世紀の時を経て20世紀に遂に証明した数学者を主軸に、数世紀にわたる数々の数学にまつわるドラマを紹介したノンフィクション。

フェルマーの最終定理を証明したワイルズのストーリーは、数学好きでなくても感動すると思います。私は、数学大好き!とは言えない人間ですが、知的好奇心を刺激されるとても面白い本でした。

未来を変える80人-僕らが出会った社会起業家
シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー(日経BP社)

新たな視点と方法で社会問題に取り組み、問題解決をすると同時に利益を上げている人びとを世界中で取材した報告。
社会起業家という言葉は日本でも一般的になりつつあると思いますが、やはり企業活動と両立することを実践で示しているところが素晴らしいと思います。勇気付けられる本。

太陽の塔
森見登美彦(新潮文庫)

小説。やっと出来た恋人に振られた男子大学生の日常。
独特の文章と、現実と空想(妄想?)が入り混じる展開がとても面白く、ぐいぐい読めてしまいます。
京都の街が舞台になっているのも魅力的。
この本も、笑いのつぼが沢山あって、術後の体にはきつい本でした(笑)。
ええんじゃないか騒動@京都、是非体験してみたいですね。

マガジン青春譜
川端康成と大宅壮一
猪瀬直樹(文春文庫)

小説家の川端康成と大宅壮一の半生を主軸に、大正時代の文芸雑誌・出版社の興隆を交えつつ描いた本。
他にも芥川龍之介、菊池寛、島田清次郎等々、特色のある人びとが脇を固めています。
時代背景によるものか、作家という職業によるものか、破天荒な人が沢山登場し、度肝を抜かれる場面が沢山ありました。面白いです。

わが勲の無きがごと
津本陽(幻冬舎文庫

小説。太平洋戦争時にニューギニヤ戦線に従軍した義兄が、帰還後豹変してしまった理由を探るうちに衝撃的な事実を突き止める義弟。
生き地獄のような南洋戦線とその中に置かれた人間の理性の葛藤。
怖い本でした。ホラーやミステリーよりも、人間の精神が壊れた時が何より一番怖いですね。

季節の記憶
保坂和志(中公文庫)

小説。父親と息子の2人家族と兄と妹の2人家族の鎌倉を舞台にした物語。特別なことは何も起きない、スローな小説です。

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2007年8月11日 (土)

戦争と平和

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

ニコライ・ロストフは顔をそむけて、まるで何かをさがしもとめるように、遠くを、ドナウ河の流れを、空を、太陽をながめはじめた。空のなんと美しく見えたことか、なんと淡青く澄んで、しずかで、そして深い空だろう!沈みゆく太陽のなんと赤く、そして荘厳なことだろう!遠いドナウの流れのなんとやさしくつややかに輝いていることだろう!そしてもっともっと美しかったのは、ドナウの遠いかなたに青ずみゆく山並、修道院、神秘的な谷間、梢まで薄靄におおわれた松の林・・・・・あちらには静寂と、幸福があった・・・・・『何も、何もぼくは望まないだろう、何も、ただあそこへ行かれさえしたら』とロストフは思った。『ぼく一人と、それからあの太陽に、こんなにたくさんの幸福があるのに、ここには・・・・・呻きと、苦痛と、恐怖と、そしてこの不明、このあわただしさ・・・・・そらまた何か叫んでいる、そしてまたみんな後方へ掛けだした、ぼくもいっしょに走ろう、そうだ、これがあれなのだ、死なのだ、ぼくの頭上に、ぼくのまわりに・・・・・一瞬したら---ぼくはもはやあの太陽も、あの流れも、あの谷間も、二度と見ることがなくなってしまうのだ・・・・』
--「戦争と平和」トルストイ 工藤精一郎訳(新潮文庫)

突然ですが、私はロシア文学が好きです。
その中でも、実はドストエフスキーが一番好きです。
何故好きか、という理由はたっぷりあるので、それはまたドストエフスキーの本を紹介する時に書きたいと思います(笑)。

トルストイは、これまで小編しか読んだことがなかったのですが、読む時間はかなりあるだろうと思ってこちらに持ってきた名作、「戦争と平和」。
面白いです。

冗長だけれど、そこがまたロシア文学の良さ。
途中で、「あれ、これ誰だっけ?」と思って読み返さなければならないくらい(笑)沢山の登場人物が呼び名を変えて次々出てくる冗長なストーリーの中に、はっとさせるような、鋭く輝く人生の真実がちりばめられています。

この世の中に数多ある真実を、いかに明確且つ鮮やかな切り口で、心に残るような筆致で描けるか、それが優れた作家の条件なのかもしれません。

これだけ長い時間の洗礼を受けながらも、しかも国籍の異なる世界で親しまれてきたということは、それだけ普遍的な真実の描写に長けていたのだろうと思わされます。

トルストイの作品の中で、戦争を描いたものとしては、この「戦争と平和」の他に、名前を忘れましたが、2006年10月に何者かの手で殺されたアンナ・ポリトコフスカヤさんが書いた「チェチェンやめられない戦争」という本の扉に引用されていた作品がとても心に残る内容でした。
数十行というわずかな文章の中に、戦わざるを得なくなった人間の、悲壮感・絶望感が込められていました。
是非、読んでみたい作品です(どなたか、どこで通して読めるかご存知の方、教えてください!)。

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2007年7月30日 (月)

読書日記

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

先日、感想を書きます!と宣言してから早や数週間・・・(^_^;ヾ
遅ればせながら、この度有言実行です。

モチベーション・リーダーシップ
組織を率いるための30の原則
小笹芳央(PHPビジネス新書)

これまでも何度か書いているように、現在、JENでのスタッフ採用には様々な困難が伴っています。
したがい、如何にスタッフを育て、且つ、育ったスタッフが長期で働けるような職場環境を如何に作っていくか、という点はとても重要なポイント。

その観点からも、重要な要素の一つは働く人たちの「モチベーション」だということを日々実感しています。

この本で書かれていた、「人材マネジメントは『継続的な共感者の創造活動』」と言う点に、大きく納得しました。

また、人材のモチベーションが影響を受けるファクターを大きく3つに分類しています。
すなわち、「企業の魅力」「上司の魅力」「職場の魅力」。
これらをどのように向上していくか、ということについて、考え方から技術的なtipsまで広く書かれていて、参考になりました。

[入門]チーム・ビルディング
1+1が2以上になる最強組織の作り方
小林惠智(PHPビジネス新書)

単なる「集団」と「チーム」は異なるもの。
「目的を達成するために、それを達成する能力のある人たちが、一定のルールの下集まっている状態であるチーム」を如何に効率的・効果的に機能させるかについて、目標設定、チーム運営、リーダーシップ、モチベーション等、およそあらゆる観点から、検討した本。

チームの運営に心理学の視点は欠かせないと思いますが、心理学の観点からの記載も多数あり、参考になりました。

V字回復の経営
2年で会社を変えられますか
三枝匡(日経ビジネス人文庫)

経営コンサルタントの筆者が経験した複数の企業再生事業をもとにした小説。
強いリーダーシップを持った主人公が、上場企業の赤字部門を再生させていく過程を描いたもの。

様々な登場人物がとてもリアルに感じられるのは、実話を下にしているからでしょうか。
主人公が孤独の中で必死に取り組んでいる姿勢や、人を動かしていく場面など、涙が出そうになるシーンも多々ありました。

感動したい人にもオススメ。

ちなみに、上記の本の写真をクリックして入れるアマゾンのリンク経由でお買い物していただくと、皆さんのお買い上げ金額に応じて、amazonからJENに紹介料が支払われます。収入は、世界各地でJENが行なう支援活動に役立てられます。
ご興味のある本があれば、是非!クリックしてください♪
過去の読書日記もどうぞ。

そして、読み終わった本は、JENのブック・マジックへ!
要らない本がリユースされ、さらにアフガニスタンなどの学校建設資金として活用されます。
お部屋も片付き、一石三鳥♪

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2007年7月 7日 (土)

ローマ人の物語-ハンニバル戦記

ローマ人の物語 ハンニバル戦記
塩野七生(新潮文庫)

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

今夢中になっているもの。それは、ローマ人の物語です。

新潮文庫版で「ハンニバル戦記」と題された第3-5巻は、18年も続きローマ人から「ハンニバル戦争」と呼ばれた第二次ポエニ戦役と、その前に45年も続いた第一次ポエニ戦役の時代が舞台。

その時代に、綺羅星の如く現れては消えていった武将たちの生き様には、心を打たれるものから、組織を率いると言う観点で考えさせられるものまで、エピソードに事欠きません。

特に心に残ったのは、

ハンニバルが象を含む5万もの大軍を率いてアルプスを越えた逸話。
数々の奇想天外な兵器を考案した天才アルキメデスの最期。
ローマへの愛国心を持たない奴隷軍団を人徳で惹きつけ忠誠心を持たせるまでに至った武将グラックスの理不尽な最期。
武神ハンニバルに「あの男には何をして良いかわからない」とまで言わしめたマルケルスの死とそれを迎えたハンニバルの想い。
自軍の敗戦濃厚と知るや総司令官の正装に着替え壮絶な戦いの末に戦死したハンニバルの弟ハシュドゥルバル。
全てを失った王であるマシニッサが「今提供できるものは自分しかない」と言って現れたとき、内心の落胆を全く見せずに「それで十分」と人懐こい微笑で出迎えたスキピオ。
十数年間も戦い続け、同時に昼夜区別なく問題処理に明け暮れ、つかの間の休息は兵士用のマントに身を包んだだけで地面にじかに眠ることで取ったハンニバルと、そのつかの間の休暇を邪魔しないように配慮する兵士たち・・・。

特に、スキピオ、そしてローマの、敗戦国に対する対応が非常に印象的でした。
戦争が終わった後、そこにあるのは善と悪ではなく、あくまで勝者と敗者。
そして敗者を裁くのではなく緩やかな帝国主義の傘下に組み込むやり方。
それが、敗者による勝者への支持に繋がっているという点については、現代の我々にも参考にする点が大いにあると感じました。

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2007年5月24日 (木)

読み終わった本で国際協力、してみませんか?

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

皆さん、読書は好きですか?私は大好きです♪
ビジネス本、ノンフィクション、文学なら三島由紀夫やドストエフスキーがお好みです。
気に入った本があると、amazonで大人買いするのが密かな楽しみ(笑)。
色々と制約の多いカブールでの生活ですが、余り自由に外に出られない=思う存分読書に集中できる、というメリットもあります(笑)。

さてさて、そんな私と同じ、読書好きの皆さんに耳寄りなお知らせがあります。
それは、BOOK MAGIC(ブック・マジック)。

BOOK MAGICは、JENが中古書店のブックオフさんと共同で行っているプログラムです。
読み終わった本を無料でお引取りに伺い、その買取額がJENの行っている教育支援に役立てられます。
読み終わった本がリユースされるだけでなく、子どもたちが勉強する環境づくりにも役立ってしまうので、BOOK 『MAGIC』!

個人でも団体でも企業でも、WEBやFAX、電話などで簡単にお申込みいただけます
ダンボールを用意してパッキングしていただくだけでOK!
さらに日本全国どこへでも、ペリカン便が無料で集荷に伺います。

2007年にご協力いただいた分のご寄付は、アフガニスタンパキスタンスーダンの教育支援活動に活用させて頂きます。
ここアフガニスタンでは、2校の学校再建を実施する予定です。

ちなみに、わが家は読書好き一家なので、一時期、家の床が抜けるのではないか?!という状況になっていたのですが、BOOK MAGICを活用してとってもスッキリしました♪(ものすごい数のダンボールでした・・・笑)

詳しくは、こちらをご覧くださいませ。⇒ 教育支援を応援しよう!JENの『BOOK MAGIC』

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「BOOK MAGIC(ブック・マジック)」のキャラクター、ダンとボン。

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2007年5月15日 (火)

ぼくの村は戦場だった。

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

アフガニスタンの食べ物シリーズはまだまだ続きますが、とても印象に残る本を読んだのでご紹介させて頂きます。

先日、著作をご紹介した佐藤和孝さんと共に、JENの識字教室の取材にいらしたジャパンプレス山本美香さんの本。山本さんも、10年以上にわたり紛争地の取材を続けてこられたジャーナリストです。

この本では、アフガニスタン、ウガンダ、チェチェン、コソボ、イラクの5カ国について、取材の内容がまとめられています。

それぞれの国で発生した紛争の要因や背景を、幅広く的確な視点で伝えると共に、紛争下で生きる人びとの身に生じた様々な事件-余りにリアルで時に目を背けたくなるような事実であるものの、現実に生じたこと-について、淡々と記載されています。

問題解決の第一歩は、的確な問題把握から。
この本は、紛争後復興支援や平和構築支援の仕事を目指す方が、紛争とは何か、そこで実際に何が起こっているのか、何をすれば良いのか、を考える第一歩に資すると思います。

ちなみに、山本美香さん、とてもステキな方でした♪

取材の合間に本書をご紹介頂いたので、早速amazonで調べたら売り切れていたのですが、その旨お伝えしたところ、アフガニスタン出国前夜にわざわざJENの事務所までお届けくださったのです。山本さん、ありがとうございました!ちなみに、今はamazonにも出ています。

また、識字教室の取材の際、初めて会う女性たちから、短時間で様々な本音を聞きだされていて、とても驚きました。でもこの本を読んで納得。アフガニスタンの取材を10年も前から続けてこられていて、戦時下の女性の状況を継続的に取材されていたので、初めて会った人たちからもすぐに信頼を得られたのだな、と納得しました。

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