« パキスタンで過ごしたお正月 | トップページ | アフガン女性の女子力! »

2008年1月21日 (月)

雄気堂々

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

このお正月に色々読んだ本の中で、お勧めの一冊。

「雄気堂々」
城山三郎(新潮文庫)

日本経済の礎を築いた渋沢栄一の生涯を描いた本。

農民の子供として、幼いころから家業の藍染商売で才覚を現わす一方、攘夷論を信奉し外国人が支配する横浜の焼き打ちを実行しようとしたり、討幕を企てたりする。
一橋慶喜に仕え、仏留学した後は、新政府で大蔵省にて様々な制度立案をし、最終的にはかねてよりの信念であった株式会社設立のため民間に移転するという、波乱万丈な半生。

どのような状況でも、早まらずに現実的な考え方で対処していくところ、様々な物事を貪欲に吸収するところ、凄まじい深さと広さで勉強するところ、自分で仕事を作っていくところ等々、ビジネスパーソンとして見習いたい部分が多数ありました。

何事によらず大きな変化というものは、時に人の心を蝕む場合もありますが(そしてそのような事例もこの小説には書かれていましたが)、栄一は時代の大きな変化に飲まれずに、逆に時流をつかんでいったところに大いに感銘を受けました。

熱いです♡

そのほかにも、日本の商社の成り立ちなど、興味深い歴史的事実が多数書かれていて、面白かったです。

Cimg0430_2
時代の変化つながりで、遺跡の写真の続きをどうぞ。ミルフィーユのようなストゥーパ(仏塔)の土台。ライオン・仏僧・ゾウ・仏僧、という順番で重なっていました。

|

コメント

コメントを書く