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2007年4月

2007年4月29日 (日)

プロフェッショナル進化論

ビジネス書が好きでよく読みます。
その中でも、田坂広志さんの本が好きで、これまでも何冊か読みました。
田坂さんの本は、切り口の斬新さと詩のような語り口で心に残るメッセージを伝えてくれます。
この本は恐らく最新刊。

社会で必要とされる人材と、社会で活躍する人材は異なる。
社会が高速で且つ大きく変革していく中、どのような分野・立場で仕事をするにしても、プロフェッショナルとして成長し続けることは必須。
それに際し、必要となる心構え、身に付けるべき能力、取るべき行動について語っています。

NGO業界で働く私たちにも、有益なポイントが沢山ありました。
私たちの活動は有益なことをしている、良いことをしているという自己満足に陥り、一匹狼的な行動を取ってしまう懸念と無縁ではないと思います。
しかしながら、それぞれの組織の存在意義を考えたとき、その目標を達成するためには、一つの組織で単独で行動するよりも、異なるレベルで活動するステークホルダーと調整したり協調したりしながら活動した方が、より目的到達が容易になると思われます。
その観点からも、メッセージ伝播力を鍛えること、共感を生むことの重要さを再認識しました。

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2007年4月28日 (土)

戦場でメシを食う

先日、JENがカブールで行っている識字教室の取材にいらしたジャパンプレス佐藤さんの著書。

25年もの間、数十カ国にわたる紛争地の取材を続けて来られた佐藤さんが、最前線の現場の様子を「食事」という切り口で垣間見せてくれます。

紛争地の食事の様子もとても興味深かったのですが、それ以上に興味深かったのが、佐藤さんが取材地で出会った市井の人々の生活、日常。
その人たちがどのように紛争に巻き込まれていき、どのようにしてその時を生きているかということ。

加えて、極限状態で表出する人間の様々な側面--想像を絶する残忍さ、なにごとも笑い飛ばしてしまう強さ、全てを失った人が他人に見せる優しさ、、、等々。

この本では6カ国の様子が紹介されているのですが、紛争そのものやその中で生じる事象には、国は違えど多くの場合類似性があるように感じました。

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2007年4月27日 (金)

つながり

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

今回このブログを開始するに当たり、これまでお世話になった方々にご挨拶を兼ねてブログ開設のご連絡をさせて頂きました。それに対し、本当に多くの方々から励ましのメッセージを頂きました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

仕事をする上で重要だと思うこと。そのひとつに人とのつながりがあります。

一人の人間が集められる情報や出せるアイデアやには限りがありますが、多くの人が集まった方がインプットについてもアウトプットについても幅が広がると言えます。

そして、落ち込んでいる時や前に進めないときなどに、視点を変えるような気付きを与えてくれるのも人です。

アフガニスタンに来て以来、多くの人の思いやりや支えにより、今の仕事ができているのだということを実感することがより多くなりました。

そして、私もそのようなエネルギーを私とつながりのある人たちに届けられるような存在になりたいと思うのです。

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2007年4月26日 (木)

パキスタンに着きました!

みなさんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

本日、UNフライトでカブールからパキスタンのイスラマバードに出てきました。

R&Rの時にパキスタンを経由するのは2回目ですが、毎回、文明のシャワーに圧倒される思いです。

整然と区画された街並み、片側4斜線の舗装道路、沢山の街路樹や花々、瀟洒な家々。イスラマバードはパキスタンでも特別な都市だと思いますが、カブールから出てきた者にとっては目に映る景色の余りの落差にクラクラしてしまいます。

今日、宿泊しているゲストハウスの迎車には、アフガニスタン人が同乗していました。そしてドライバーもパキスタン生まれパキスタン育ちのアフガニスタン人。なかなか、アフガニスタンから離れられません(笑)。

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2007年4月25日 (水)

R&R!

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

ブログを始めたばかりのところで恐縮ですが、明日(4/26)からしばらくR&Rでアフガニスタンを離れます。

R&Rとは、Rest & Recuperation(休養と回復)の略語で、治安状況が不安定であったりストレス度の高い地域で勤務する人びとが定期的に任地を離れることを言います。期間は組織によってまちまちですが、2-3ヶ月に1回の割合としているところが多いようです。

アフガニスタンではどんなに近所であっても徒歩で外出することはありませんし、私たちは事務所と宿舎が一つになった建物に暮らしていることもあり、確かにストレス度はかなり高いように感じます。

3ヶ月も経つと、エネルギーが出尽くして、自分の中が空っぽになるような気持ちになってきます。

ということで、戻ってきてから良い仕事をするためにも、しっかり休養を取ってエネルギーチャージしてきたいと思います!

R&R期間中も、なるべくブログは更新するようにします♪

(ご用件のある方は、プライベートアドレスにご連絡下さいませ)

P4090402

本文とは関係ありませんが、草を食む羊と羊飼い(癒し系)

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2007年4月24日 (火)

生命力!

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

昨年10月末の赴任以降、土漠のような大地と日干し煉瓦で作られた家という、見渡す限りの土色の景色に囲まれて暮らしてきました。崩れた家や弾痕の残った建物などの風景と相まって、なんとも言えないやりきれない気持ちになることもありました。

ところが、4月に入ってからの気候の変化に伴い、アフガニスタンの大地にも緑や花々などの鮮やかな色が次々と現れてきました。日毎にぐんぐんと育っていく木々や草花の生命力には目を見張るばかりです。

同時に、気候や目に見える景色が変わるだけで、気持ちも大きく変わってくることを実感する日々です♪

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緑の大地とぶどう畑

Photo_15

隣家の桜の木(セキュリティのため、事務所の敷地の外壁には鉄条網を張っています)

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2007年4月23日 (月)

コンテナショップ

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

アフガニスタンに来て、見るもの聞くもの、様々なものにカルチャーショック(?)を受けてきました。

その中の一つがコンテナショップです。

首都カブールの街中でも、地方へ行く道路の道端でも、コンテナを横半分にスパッと切ったものが数多く並んでいる景色を目にします。

コンテナには金属の扉と手書きの看板が付けられ、そのまま店舗になっています。日用雑貨屋、タイヤパンク修理屋、金物屋、肉屋、土産物屋等々。
様々な商店がコンテナを店舗にして商売を行っています。

これらのコンテナは、おそらく緊急支援物資が大量に入ってきた頃の遺産なのではないかと思われます。
それを商店として再利用しているアフガニスタンの人たちのたくましさと発想に感心する日々です。

そして不思議なのは、東京の合羽橋や馬喰町の問屋街のように、同種のお店が何軒も軒を連ねていること(そこまで規模は大きくありませんが・・)。
日用雑貨なら日用雑貨店が何軒も、肉屋なら肉屋が何軒も、というように、競合店舗が並んでいます。

利用するお客の立場からすれば、商品そのものや価格の比較が簡単にできるので望ましいですけどね。

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コンテナショップの並ぶ通り。後ろに見えるのはヒンズークシ山脈。

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コンテナショップの薬局。

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2007年4月22日 (日)

ご挨拶

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子(しばたのりこ)です。

4月はスタートの季節ですね♪

皆さんはどのような新年度を迎えられましたか?

私は、お正月や年度の変わり目の4月になると、新しい計画を立てたり、新しいことを始めたくなってしまうタイプです(笑)。

ということで、「アフガニスタンの今」をより多くの方々に知って頂くため、桜の美しい今月より、このブログを始めることとしました。


アフガニスタンについて、日常のできごとから紛争後復興支援の現場で考えたことまで、幅広くお届けしていきたいと思います。

そのほかにも、日々七転八倒しながら取り組んでいるマネジメント業務や、仕事について考えること等々についても書いていきたいと思います。

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なるべく定期的に更新していく予定です。
どうぞ宜しくお願いします!

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