2009年4月 1日 (水)

カブール事務所長Blog柴田哲子の「雲外蒼天」終了のお知らせ

2009年3月31日をもちまして、終了いたしました。

長きにわたり、皆さまからのサポートを賜りましたこと、

厚く御礼もうしあげます。

JENアフガニスタンのプロジェクトは、支援スタート8年目を迎えた今年も、引き続き実施しています。今後とも、アフガニスタンの人々への温かいご支援をよろしくお願いいたします。


JENアフガニスタン支援速報はこちら

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2008年11月 6日 (木)

帰国しました!

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

ご心配頂き、また暖かいメッセージを頂き、
本当にありがとうございました。
おかげさまで、無事日本に帰って来ました!
(ちなみにネコスケも一緒です♪

振り返ってみると、様々な事件が連続して
起こったこともあり、帰国の直前はかなり
精神的にも厳しい状況にありました。

特にここ数カ月は、ライフル銃を持った
軍人や警官に追われたり、近くの建物が
爆発するというような夢を沢山見ました・・・

特に、自分自身もそうですが、スタッフの
身に対する懸念が常に気持ちの第一優先に
あったこともあり、日々治安情報の収集
分析を行っていたことが、このような
夢を見た原因かなと思っています。

とは言え、日本に帰ってきて、街中をぶらぶら
歩いたり、家族と生活したり、レストランで
食事をしたりというような普通の生活を送る
ことで、気持ち的にも大分落ち着いた気がします。

また、落ち着いたらアフガニスタンについて
考えたことについて、まとめたいと思います。

取り急ぎ、帰国の報告でした!

ありがとうございました

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2008年10月11日 (土)

離任に向けて

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

一昨日はスタッフがお別れ会を開いてくれ、
繊細な細工の施されたアフガニスタンの
民族衣装をプレゼントしてもらいました。

Cimg1724_2

ちょっと若向きにすぎるようにも思われる色合いの
それを身に付け、スタッフ達と記念写真を撮っていると、
2年前に赴任した頃のことを思い出しました。

前任者(男性)からの引き継ぎが終わり、
彼の送別会を事務所で行った時。
やはり同じように民族衣装を贈られ、一人一人と
記念写真を撮っていました。

あの時は、例えば遠隔管理体制への移行等、
その後に起きる様々なことなど想像だにせず、
トランプマークのついた帽子をかぶり、あたかも
マジシャンのようないでたちになってしまった(笑)
前任者の姿をとても微笑ましく眺めていたものでした。

===
遠隔管理体制に移る際に、書類や私物はかなり整理して
行ったのと、事務所の備品等は総務担当の
ナショナルスタッフがきちんと整理・管理して
くれるようになってきたので、今回はそれほど大量に
整理するものもなく、淡々と片付けをしています。

とは言え、昔の勉強用の資料が出てきたりすると、
その当時のことが思い浮かび、しばし懐かしい気持ちに
浸ったりしています。

===
今日は、今年に入って退職したスタッフが、わざわざ
事務所まで挨拶に来てくれました。

遠隔管理体制に移って以降、カブール事務所の担当者として
頑張ってくれた彼でしたが、その後倍の給与で国際機関に
引き抜かれて行ったのでした。

特に手探り状態と言っても過言ではない遠隔管理体制
移行直後の頃は、それまでと異なり全てを自分で
やらなければならない厳しいプレッシャーの中、
頑張っていた彼。
それでも、投げ出すことなく軌道に乗るまで
頑張ってくれたのは、本当にありがたいことでした。

色々と振り返ってまとめを書きたいと思いつつ、
なかなかじっくり考える時間もなく、
なんと なく日々のことでした♪

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2008年10月 9日 (木)

離任

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

突然ですが、10月末に事務所長としての
任期満了を迎えます。
これに伴い、アフガニスタン/パキスタンを
離任します。

2007年4月にブログを開設して以来、
多くの方々の暖かいお気持ちに
支えられてきたことを、感謝します。

不定期更新の中、いつも訪問して下さった皆さま、
暖かいメッセージを送って下さった皆さま、
JENの活動をご支援下さった皆さま、

皆さまのおかげで、このブログを続けることが
できました。
そして、ブログのおかげで、日々の業務に埋没
しがちなところを、幅広くまた異なる視点で
考える機会を頂いていました。
本当にありがとうございます。

赴任から2年経ったということが、
信じられないくらい
短かったようでもあり、
長かったようでもあり。

ということで、今週から引き継ぎ等々のため、
最後のカブール出張に来ています。

悔いのないように、がんばります♪

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2008年9月25日 (木)

ネコスケの大冒険

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

最近、心地よい秋風が感じられるようになってきた
イスラマバードです♪

爽やかな風を感じるため、先日、玄関のドアと窓を開けて、
オフィスにも風を通していました。

ところが、ふと気がつくと、さっきまでその辺をウロウロ
していたネコスケが居ないではありませんか!!

JENのオフィス兼宿舎は、マンションの一室にあります。

ネコスケは、たまにオフィスの玄関前の廊下に恐る恐る出て、
カラスなどに対し弱そーな声でケンカを売ったりしている
のですが、玄関前から動いたことはありませんでした。

しかし、その玄関前にもいません。

ずっと家ネコとして育ててきたので、外で迷ってしまったら
屈強な野性ネコたちの中では到底サバイブできないことは確実!

オフィスから飛び出し、必死になってネコスケを呼びました。
するとマンションのどこからか鳴き声が!

私「ネコスケー!ネコスケー!どこー??」  (←日本語)
ネコスケ「ウギャ~!ウギャ~!ウギャ~!」(←ネコ語)
    (助けて~!助けて~!助けて~!)  (←翻訳)

この世のものとも思えないものすごい叫び声に、
どこかで捕まって虐待されているのでは?!

と、さーっと血の気が引きました。

すると、エレベーター前に居た親切そうなパキスタン人が、
半ばあきれたような感じで、1階下のフロアを指さしました。

急いで降りてみると、1階下のフロアのJENのオフィスと
同じ場所にある家の玄関前で「ドア開けてくれ~!!」って感じで
必死に叫んでいるネコスケが・・・。

うーん、お前さん、場所間違えてるよ・・・?(-_-;)

その後、無事捕獲され、オフィスに帰ってきたネコスケは、
ぜーはー言いながら椅子の下に潜り込んでしまいましたとさ。

惰眠を貪るネコスケ(↓)

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2008年9月24日 (水)

東京FMクロノス

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

今朝お話しさせて頂いた、ラジオ番組、東京FMのクロノス

クロノスとは、ギリシャ語で「時の神」を表すのだそうです。
なるほど~

今日のテーマは「アフガニスタン情勢」ということで、
とても興味深い番組構成だったようです。

私は、”POINT OF クロノス”というコーナーでお話しさせて
頂きました♪

ネットでもチェックできるので、是非、ご覧になってみて
くださいね

ちなみに、番組では「世の中まだ捨てたもんじゃないよな、
と感じたエピソード」を募集しているようです。

確かに、忙しいかったり暗いニュースにばかり触れていると、
気が滅入っちゃいますよね・・・・。
そんな時、じーんとするエピソードを読んだり聞いたりすると
心がほんわかして、パワーが出てくること、あります

そういうエピソードにに勇気づけられたり、一日を気持ち
よく送れたりするんですよね。
そういうエピソードに溢れた世界って素敵ですよね

そんなお話のある方は、是非、番組に送ってみなさんと
シェアされてみてはいかがでしょうか

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2008年9月23日 (火)

ラジオ(東京FMクロノス)出演

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

ラジオの取材を頂きました

放送時間が若干朝早いのですが、爽やかな朝の空気
味わいながら、お聞き頂ければと思います♪

番組名:東京FMクロノス80MHz(JFN全国38局ネット)

放送日:2008年9月24日(水)6:15am~←明日の朝です!!
   (生放送のため変更になる可能性があります)

お話しした内容は、
1:最新のアフガニスタン情勢
2:現在の支援の形態・内容
3:現地の人々の、いま最も切実なニーズは?

です。

宜しければ是非お聞き下さい☆

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2008年9月22日 (月)

いのちの価値

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

先日、Human Rights Watchが、“‘Troops in Contact’:
Airstrikes and Civilian Deaths in Afghanistan”

というレポートを発表しました。

同レポートによると、2006年~2008年7月の約2年半で、
アフガニスタンでは3,102人の民間人が、テロや米軍等の
誤爆の被害を受け亡くなっているとのこと。

うち、少なくとも724人が米軍やNATO軍の誤爆による直接の
被害者だそうです。

同レポートの内容を要約すると、

・空爆被害により、国内避難民の増加を招いている。

・空爆には「計画的空爆」と、地上部隊応援のために急遽出動を
 求められる「突発的空爆」の二種類があり、一般市民の被害は、
 前者では殆どなく、後者のケースで著しい。

・「突発的空爆」の場合、国際人道法の、一般市民の人命被害を
 最小限に止める義務に従っているか疑問の余地がある。

・タリバンやアルカイダ等の反政府勢力も、意図的に一般の村に
 逃げ込むことで、一般市民の犠牲者を増やしており、これも
 国際人道法に反する行為である。

・米軍やISAFによる市民の犠牲は、米軍やISAF軍に対する憎悪を
 増加することに加え、反政府勢力に対する支持の増加につながる
 可能性もある。

===
9.11の記念式典では、多くの犠牲者の家族が、愛する人の死を
悼んでいました。
そしてその様子はCNNやBBC、その他のメディアを通じて世界中に
放映されました。

一方、アフガニスタンの村では、世界からの注目等殆ど集めない
中、さまざまな悲劇が、9.11の犠牲者と同じように普通の日常を
営んでいた人たちに、突然降りかかっています。

家族の誰かが突然亡くなる悲劇。
自分自身が大けがを負う悲劇。
なんとか生き延びても、家や家財道具を一切失い、暮らす当てが
なくなってしまう悲劇。
もしくは、またいつ攻撃があるかもしれないという恐怖感のため
村を捨てなければならなくなった悲劇。

例えば、先述のレポートでは、以下のような事例が挙げられています。

2007年3月4日、カピサ州のニジラブ地区では、土造りの家に
投下された米軍機による2発の2,000ポンド(約1トン)の爆弾により、
9人の民間人(女性5人、子ども3人、老人1人)が死亡した。

生存者である7歳のムジブ君は、ジャーナリストに対しこう語った。
「僕はお母さんと妹と弟とおじいちゃんが死ぬのを見たよ。
 僕たちの家も壊されたんだ。」

その後の報道によると、同日朝、地元のタリバンリーダー達が
ニジラブの軍施設に対しロケット弾を発射、被害者はなかった。
その後、米軍機のパイロットが、ライフル銃を持った2人の男が
周辺地域から民家に逃げ込んだのを確認し、米軍による1時間に
わたる迫撃砲の集中砲火が行われ、最終的に2発の爆弾投下に
終わった。

同レポートでは、米軍は攻撃対象となった民家には民間人が
居住していることを知っていた可能性があり、国際人道法に
抵触すると指摘しています。

ちなみに、約1トンの爆弾2発とのことですが、先日の大災害となった
イスラマバードのマリオットホテルでの自爆テロで使用された爆薬の量が
1トンだったと言われています。その際の被害映像や、10km離れた場所で
体感できた振動や爆音などからも、1トンの爆弾による破壊力の大きさを
推察できます。
しかも、米軍が使用する爆弾なので、マリオットのケースに比べ、より
効率性の高いものだったと考えられます。

===
3,102人の被害者それぞれに、家族があり、生活があり、人生がありました。
いままた忘れられつつあるアフガニスタンで、今日も起きている悲劇です。

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2008年9月21日 (日)

イスラマバードで自爆テロ

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

9月に入って以降、ラマダン(イスラム教の断食期間)の
ため、ここイスラマバードでは毎日の計画停電が無くなり、
24時間電力を享受できる幸せを噛み締めていた今日この頃。

一方、インターネットの調子が悪く、メールの送受信は
出来るけれどインターネットに接続できない、等の
症状が続いていたため、更新できずにおりました。

まだ接続速度がかなりスローな状況が続いていますが、
なんとかネットにアクセスできるようになったため、
更新してみます。

===
昨日、イスラマバードのマリオットホテルで、自動車に
よる大規模な自爆テロがありました。

JENの事務所兼宿舎は、マリオットのある場所から10km程
離れているのですが、爆発があった時はかなり大きな音と
振動が伝わってきました。
最初は、事務所の近くで大きな自動車事故が起きたのか、
または地震かと思ったくらいです。

その後の報道で、ホテルの複数の客室から火が噴き出して
いる映像や、検問所で爆発するトラック、クレーターのように
大きな穴が開いた地面などの映像が続々と映し出されてきました。

大変多くの方々が亡くなったり負傷されたとのこと。
ご冥福をお祈り申し上げます。

おかげさまで、JENの国際スタッフ・ナショナルスタッフ
共に、現場にいたものはおらず、全員無事でした。
ご心配頂いた皆様、本当にありがとうございます。

===
パキスタンは、昨年末か今年初めころのEconomist誌で
「世界で最も危険な国」という輝かしい称号(?)を
得ています。

確かに、昨年10月にこちらに移ってきてから、今ざっと
思いつくだけでも、
・非常事態宣言の発令
・ブットー元首相暗殺
・イスラマバードのイタリアンレストランで自爆テロ
・ラール・マスジット1周年の自爆テロ
・デンマーク大使館で自爆テロ
・イスラマバード近郊の兵器工場で自爆テロ
・ギラニ首相暗殺未遂
・マリオットホテル自爆テロ

等々、首都のイスラマバードとその近郊だけでも、かなり
不安定さ増していることを象徴するような事件が頻発しています。

加えて、北西辺境州では大規模な武装勢力掃討作戦、
ワジリスタンでは米国主導の掃討作戦等々、紛争状態と
なっている地域が増えています。

このような不安定地域の拡大が、首都の治安悪化に影響して
いるように思えてなりません。

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2008年8月31日 (日)

ありがとう

皆さんこんにちは。JENカブール事務所長の柴田哲子です。

日本人誘拐殺害事件が発生してから、たくさんの方々から
安否を気遣うメールやコメントを頂きました。

この場を借りてお礼を申し上げます。

色々な場所から、心配して気遣いの連絡をくれる
知人・友人達の存在に、とても勇気づけられ
パワーを頂きました。
本当にありがとうございました。

おかげさまで、ジェンのスタッフ一同、治安に配慮しつつ
活動を継続しています。

===
アフガニスタンの治安を考えるときに、思い出す
事件があります。

2007年の初め頃だったでしょうか。
カブールで一人の自爆テロ未遂犯が捕まりました。
彼は、パキスタンの難民キャンプでで長年暮らした
アフガニスタン人。
パキスタン国内で仕事がないまま、また事情があったためか
祖国にも帰れず、先の見えない生活を送っていたそうです。

そしてある日タリバンから自爆テロの実行を持ちかけられた。
金額は明示されていませんでしたが、自爆テロに成功したら
難民キャンプで暮らす彼の家族を一生面倒見るというオファー
だったそうです。

それ以外選択肢がなかった彼は、タリバンのオファーを受け、
カブールに自爆テロ犯として潜入したのでした。

===
国際協力とは、「ひとつでも多くの選択肢を作るための側面
支援をすること」だと考えています。

究極の選択をせざるを得ない人びとが増えることが、
社会不安や、タリバンのような組織が育っていく土壌を
醸成すると思います。

だからこそ、人びとが一つでも多くの選択肢を持てるように
支援を継続していくことが重要だと思うのです。

カブール市内のバスターミナルにて、日雇い仕事を求めて集まる人びと

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